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秋田商会ビル(山口)

6件目は本州に渡って、山口県の事務所建築をご紹介します。


旧秋田商会ビルは、山口県 下関市 南部町(地図)にある事務所建築で、鉄筋コンクリート造3階建ての建物は、大正4(1915)年に建てられました。
神戸より西では、最初に建てられた鉄筋コンクリート造建築とか。

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現在は、下関市が管理する下関観光情報センターとして一般に公開されています。
角地に建ち、角部に開けられた出入口の上には、塔屋が設けられています。

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外壁はタイル貼りを基本として、モルタルで石造り風に縦のラインを強調しています。
また2・3階の窓周りはほぼ同じながら、2階には小振りな柵が設けられています。
これは表通りに面した部分ですが、右側の窓は2・3階間のタイルが周囲と異なっていて、3階窓上のアーチ状装飾とともに、華を持たせています。

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路地側の面を裏手から見ると、裏手には非常階段があったり物資の搬出入をしていたのか、鉄の扉がいくつか見られます。
通り側にも見えましたが、屋上には大きな植栽が見られます。

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こちらは通りに面した出入口の扉で、シャッター代わりに鉄の扉が設けられていて、重厚な雰囲気です。

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館内1階は、銀行のようなカウンター形式の事務所部分です。
構造体の鉄柱や鉄骨と思われるものを、列柱や格天井のように露出させているのはスマート。

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1階の鴨居部に設けられた壁時計はアメリカ製だそうで、その周りには漆喰細工が施されていて、華やかな雰囲気です。

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銀行風事務所の1階とは大違いで、2階と3階は畳貼りの大広間です。
廊下の板張り天井まで和風ですが、窓は洋風というちょっとチグハグ。

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窓は4分割で、採光用の上窓ははめ殺し、中央部は開き戸になっていて、左右もそれぞれ開くようになっている凝った構造。
路地を隔てて建っている重要文化財の南部町郵便局(旧赤間関郵便電信局)が見えます。

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3階には塔屋に昇る螺旋階段があり、ありがたいことに今でも昇らせてもらえます。

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塔屋にある格子状の小窓からは、重要文化財の旧英国領事館が望めます。

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塔屋は、屋上に昇るための屋上室という位置付けでもあったようですが、屋上には下から見上げたように植栽があり、まさに屋上庭園です。
さらには、数寄屋造りの茶室まで設けられています。

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下関の中心街であった南部町や唐戸地区には、旧英国領事館や旧赤間関電信郵便局など明治〜昭和初期の建築が多く残っています。
見に行ったのは2001年8月でしたが、第二十三銀行本店と同じく、久々に見返したデジカメデータがあまりに酷い有様だったので、また撮りに行かないといけませんね。
Epson CP-500(81万画素)で撮影。


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by okuruma1970y | 2011-02-06 16:38 | 中国四国